荒れた森を整備するボランティア「森林づくり三重」 CBCラジオ グリーンマップ 【2010年7月2日放送】 視聴いただくには最新のWindows Media Playerが必要です。 三重県菰野町の、尾高高原キャンプ場の奥にある ヒノキの森に行ってきました 17m程にすーっと伸びたヒノキが一面に広がっています。 空気も澄んでいて気持ちいい 森林浴ですね この森は、多くの方のボランティア活動によって こんなに綺麗に整備されたんですよ 今日のアイコンは・・・ボランティア グリーンボランティア「森林(もり)づくり三重」が、 荒れた森を本来の姿に戻していこうという 活動を始めて今年で10年目 現在は会員約200人が、各地域ごとに 三重県内の荒れた森10ヶ所程を整備しています。 森林づくり三重 会長の 池田 輝明さん(写真右)にお話しを伺いました 今から50年ほど前に、この辺りには 木材生産の為にヒノキが植林されました。 しかし不景気の為にその後手が加わることなく、 “生えっぱなし”になってしまった森・・・ 枝葉がうっそうと生い茂り、昼間でも真っ暗だったとか そんな森を整備し、たくさんの人に森に親しんでもらいたい という想いから、ボランティアの皆さん自らチェーンソーの使い方を 学んで間伐をしているのです 尾高高原の整備活動を続けること約3年 “整備が終わったら土地の所有者に戻す”という 一区切りに向け、今は切ったヒノキを運び出す作業をしています。 今では、ひしめき合っていた木はその間隔が3〜4mに整えられ、 枝葉が覆っていた空は綺麗に顔をのぞかせていますよ でも気になるのがその切られたヒノキ 一体どこへ 実はこのようなベンチやテーブルなどの木工に利用したり、 チップに加工してもらってそれが製紙工場で紙の原料に なったりするんです。 整備した森の中にも、何台かの木のベンチが ぬくもりがあっていいですね〜 そして整備した土地では、幼稚園の子供たちが 木に触れて遊べる機会を作ったりするそうですよ 木こり体験やターザンごっこなど、普段は味わえない遊びですね 10年間の活動で、荒れていた森のうち5〜6ヶ所を 既に所有者の方へ戻せたとか。 みんなに森を整備する大切さを伝える森林づくり三重 皆さんの整備した森が広がっていきますように ★森林づくり三重 事務局★ 電話:059-346-2506 2010-07-02 13:01 | CBCラジオ グリーンマップ, 吉村史織 | Comment[0] |
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